直前大妄想!?今年のドラフト会議、日本ハムはどんな指名をするだろうか?的な何か
愈々目前に迫って参りまして、今年のドラフト会議が。まぁここまで来て日本ハムは相変わらずと言うか、1位指名の候補は数名の名前を挙げているものの決定との情報は漏らさず、例年通りと言うか「当日決める」と言う事で。去年こそ米球界希望を表明していた大谷投手を指名するために事前に1位指名予定を公表しましたが、今年は候補の選手にそうした事情もない為に当日のお楽しみでしょうね。ま、バレバレっちゃバレバレかもしれませんけど。
そんな訳で今年のドラフト会議、日本ハムがどんな指名をするものか?そう言うアレを妄想していこうかな?とか、まぁそんな感じでアレ。



そんな訳で今年のドラフト会議、日本ハムがどんな指名をするものか?そう言うアレを妄想していこうかな?とか、まぁそんな感じでアレ。



【1位指名は投手!?外れ1位は?】
1位指名はどうやら投手に絞られたようで。とは言え大分前からそのような気配がしてましたけどね。日本ハムの1位指名は毎年その年一番の選手・・・一番欲しい選手を指名すると言う方針は変わらないでしょうし、そうなると候補になる選手はどうしても投手に偏ってしまうのは仕方がないと思います。
「その年一番の選手を指名」と言いますが、それをもう少し突っ込んで言うと「今後10年程度においてチーム編成の中心になりうる選手」でしょうね。投手ならエース候補、野手であれば4番打者候補や守備のセンターラインって感じでしょうか?
そう言う選手を見ると野手では東海大甲府高の渡辺選手や大阪桐蔭高の森捕手も入ってくるでしょうが、それでも投手の顔触れと比較して優先する程ではないかな?と思います。あくまで日本ハムの見方としてはですね。日本ハム的には彼らは2位指名以降なら・・・と言う感じでしょうが、そこまで残っているかどうか。森捕手については捕手としての評価は低いようですし、内野手としても3位くらいで見ているのではないかと。捕手については後程改めてアレします。
で、投手。投手の候補では桐光学園の松井投手、九州共立大の大瀬良投手、JR東日本の吉田投手が最有力の候補になっているようですが、この3人の中で指名の可能性が低いのは吉田投手でしょうか?と言うのも日本ハムがドラフト最上位指名で国内ノンプロの選手を指名したのは平成12年の井場投手以降無いですし、だからあり得ないとまでは言い切れませんが可能性は低いんじゃないかと。
残る2人の投手では・・・やはり松井投手ですかね?エース候補で右か左かと言われればやはり左をとるでしょうし、右で左をスルーしてまでと言うのは昨年の大谷投手(又は指名しなかったが藤浪投手)か一昨年の菅野投手くらいでしょうし、大瀬良投手にそこまでの価値を見出だしているかどうか?もしも左右関係ないくらいに惚れ込んでいれば大瀬良投手もあると思いますが、現状松井投手が最有力候補でしょうね。
それで松井投手の指名となると少なくとも3球団、多くて5球団の競合になると思います。そうなると抽選で外す可能性もある訳で、外した場合の所謂「外れ1位」で誰を指名するのか?と言うのも気になるところ。「外れ1位では即戦力の大学生・社会人の投手を」と言う声も多いですが、それは1位指名の最初の入札でノンプロの選手を指名するよりも可能性は低いと思います。また外れ1位で野手指名と言うのも更に低いかと。
近年日本ハムが抽選を外して外れ1位で指名した選手を見ると、田中将大投手の時は吉川投手、大場投手の時は服部投手・・・更に外して多田野投手、菊池雄星投手の時は中村投手と言った塩梅の指名になっています。野手で外した事がないのでアレですが、基本的には「外した選手と同等以上になる可能性のある選手」の指名で、最初の入札の時以上に将来性を重視しているのではないかと思います。「外れ外れ1位」まで行った多田野投手の時はちょっと違う感じもしますが。
そう言う傾向から考えると、松井投手なり大瀬良投手なり、あるいは吉田投手でも外した場合の外れ1位指名は、やはり投手で将来性重視の指名になる可能性が非常に高いのではないかとね。
こう言う時に「たまには方針がぶれても良い」とか「今季の最下位転落で既存の方針の失敗は明らか、転換すべし」なんて声も聞こえるわけですが、ぶれない事・・・たかだか1年2年の成績でこれまで積んできたモノを否定するような事は、それこそ「終わりの始まり」ではないかと思います。
例えば進めてきた事が本当に一区切りがついたですとかそう言うのであれば違うやり方に変わっていくと言うのは無い話では無いと思います。ただそれは1年2年の成績でどうこうとするものではないでしょうし、もう少し長い目で見て決めるものだと思います。
また変えるにしても慎重に時間をかけてやることでしょうし、それはドラフト会議での新人選手獲得にとどまる話ではありません。そう言うのを一気に思い付きで変えるような事はショック療法的に短期的に球団やチームを躍進したかのように見せるかもしれません。ですがその後の副作用であったり依存体質のようになってしまう心配はありますし、最初の段階で失敗してしまう確率も低くないと思います。
なので、現時点で編成方針を変える必要はないし、変えるのは寧ろ危険だとも思うわけです。ラーメン屋に餃子出せ炒飯出せと言うなら兎も角、寿司握れったって設備から変えなきゃいかんでしょ?そゆこと。
編成って仕事は前年までの編成であったり翌年以降の想定される編成を考えて今すべき事が決まるんでしょうし、そう言う連続性を断ち切って良い事は無いと思いますけどね。そう言う連続性ってのを無視したがるってのは革命思想やテロリズムにも繋がる危険な事とも思いますし。
・・・盛大に逸れてきたので此処等で閑話休題、本題に戻ります。外れ1位の指名候補ですが、そう言う方針から言って高校生投手になる可能性が高いんじゃないかと。してその候補としましては聖隷クリストファー高の鈴木投手、関東一高の中村祐太投手、高野山高の小川投手の誰かではないかと。
この中で中村祐太投手については故障を経て評価が高騰している気配もないので、1位で当初の予定通りに松井投手の交渉権を獲得できた場合に中位で右腕の素材型として、又は1位指名が外れ1位も含めて全く予定通りにいかなかった場合の保険として・・・と言う感じもしますが、2年時の評価としては松井投手に近いものがあったわけで、外れ1位としても申し分無いと思いますね。また、日本ハムは2位指名が終わると3位指名は一番最後で全体の36人目、其処までに中村祐太投手が残っているかと言う心配もあります。
聖隷クリストファー高の鈴木投手は今年の右腕高校生ナンバーワンとの呼び声も高く、恐らくは外れ1位で消えるでしょう。高野山高の小川投手はスカウトがかなりよい評価をしているようで、同様に評価を高くしているオリックスとの駆け引きになりそうです。オリックスは鈴木投手も高く評価をしてますので、どっちがどっちを獲得できるか?或いはどちらも逃すのか?その辺に注目です。
高校生左腕ですと北星学園附属高の山本投手、秋田・明桜高の砂田投手がリストアップされてるっぽいですが、どちらも1位で松井投手を逃した際に中位以降で指名する候補ではないかと思います。まぁ、1位から3位まで松井投手・中村祐太投手・砂田投手と高校生3人で固めても面白いとは思いますが、そう言う指名はしないでしょう。
長々とアレしましたが、日本ハムの1位指名は最初の入札で桐光学園の松井投手、松井投手を逃した場合の外れ1位としては聖隷クリストファー高の鈴木投手、関東一高の中村祐太投手、高野山高の小川投手ではないかと予想します。
【捕手の指名はあるか?】
あると思います。まず、鶴岡捕手が国内FA権を取得して動向が不明である事、大野捕手も2年後には国内FA権を取得して移籍の可能性がある事、それらの状況から現行の鶴岡・大野体制は然程長く続かないモノと思います。どちらかがいなくなるか、或いは両方ともいなくなるか、どちらにせよ近藤捕手に加えてもう1人捕手が必要だと考えます。一軍でマスクを被せられる捕手がね。
「近藤が一人前になって正捕手になれば1人で良いんじゃない?」と思う方も多いかもしれません。ですが思い出して欲しいのが平成23年、鶴岡捕手が春先の二軍戦に調整出場(震災で一軍の開幕が延期になっていた為)していた際にバントで自打球を顔面に受けて長期欠場を余儀無くされた時の事。
あの時は鶴岡捕手の復帰は夏前になってしまいましたが、それでも大野捕手が居たからチームの混乱は最小限に抑えられました。もしも大野捕手が居なかったら、或いはあの時のレベルに達していなければチームは混乱をきわめて低迷していたでしょう。
そう言う事態を考えれば、現状の鶴岡捕手と大野捕手と言った一軍正捕手レベルの捕手を2枚揃えておくのはチームにとって非常に都合が良い訳で。しかし選手の側からすると1つしかない捕手のポジションを2人で分け合う形となっては出場機会が限られる、出場機会が限られるとなると年俸の査定にも少なからず響くわけで。
鶴岡捕手も大野捕手も1人で大半の試合を占めていればもっと御給金も上がっていそうなものが、意外に安く抑えられているのは捕手併用制の弊害と言えなくもありません。
俺はね、今季近藤捕手が外野を守る機会があったのは打撃の機会を与えるだけではなく、捕手以外での出場機会も模索して出場試合数を増やす事を考えていたのではないかと。もしももう1人の捕手がマスクを被っても、近藤捕手が外野で出場できれば査定の基になる出場試合数を多く稼がせる事もできる。そうすることで査定システムに則った形で好条件を提示する事が可能になる・・・そう言う思惑も"ひょっとしたら"あったかもしれません。あくまでも俺の好意的解釈に基づく憶測ですがね。
そうなると、今度獲得を目論む捕手も捕手しか出来ない選手ではなく、他のポジションも守れる、打撃でも貢献できるような捕手を狙うのではないでしょうか?そう言う条件を考えると、日本ハムが狙うのは常総学院の内田捕手なのではないでしょうか?内田捕手は捕手の他に三塁手も可能なようですし、日本ハムの都合にマッチしていると思います。
捕手で言えば大阪桐蔭高の森捕手が今季高校生捕手ナンバーワンとの呼び声が高いんですが、日本ハムはどうやら捕手としては評価していないらしいです。高校2年時に参加した日本代表での試合・・・世界選手権で米国選手のタックルを受けてノックアウトされてたところなど、やはり矮躯と言うのはハンデに映るのでは無いでしょうか?
あと、花咲徳栄高の若月捕手も評価が高く、日本ハムのスカウトもかなり高評価だったと記憶してますが、ここに来て名前が聞かれないと言う事はリストに無いと言うことでしょうか?他球団の外れ1位もあるかと言う噂もある選手ですし、そもそも捕手指名予定の順位では残っていないと言う事でしょうか?それとも或いは・・・
まぁ、内田捕手でもそれなりに早い順位で指名しないと獲得できなさそうな気配ですし、遅くとも全体30人目くらいまでには消えていそうな選手なので3位が全体36人目の日本ハムが指名するとしたら2位しか無いでしょうね。もしも2位で内田捕手の指名がなければ下位で別の捕手を考えていると思いますが。
鶴岡捕手と大野捕手の動向が不透明で一軍捕手の新体制確率が急務であると当時に、二軍の捕手補充の必要性も増している現状、捕手は指名すると見て間違いないでしょうね。俺としては先述のように「2位で常総学院の内田捕手を指名」と予想させていただきます。
【即戦力投手補充は?】
1位が高確率で桐光学園の松井投手に入札、外れ1位候補も高校生投手、2位で高校生捕手となると、即戦力投手は全体36人目となる3位指名以降でと言うことになるでしょうね。恐らくは中位下位の3位・5位・6位と言ったところが投手の指名になるのでは?と思います。その内最低2名は大学生或いは社会人の即戦力候補になるんじゃないかと。上位の指名状況によっては3人全てが即戦力投手と言う事も考えられます。
「即戦力投手はもっと上位だろ?」「全員即戦力投手だけの指名だって良い」と言う意見もあるとは思います。しかしながらそれでは編成は成り行かない訳で、欲しい選手、必要な選手を各方面調整した上で指名の順位は決まるでしょうし、全体36人目にエース候補高校生投手と高校生捕手が残っている確率と即戦力投手が残っている確率を天秤にかければ、やはり即戦力投手補充は3位以降で本腰なのではないかと思います。
とは言え日本ハムの場合、矢貫投手が平成20年の3位指名、増井投手が翌平成21年の5位指名、今季後半に頭角を現した河野投手に至っては昨年の7位指名と中位下位で良い投手を指名する傾向があります。思い返せば武田勝投手も平成17年大学生・社会人ドラフトの4巡目ですし、ヤクルトで活躍している押本投手も平成15年の4巡目です。ですので今年も「あっ!」と驚く良さげな投手が下位で指名されるのではないかと期待しています。
あと即戦力ではないですが、北星学園附属高の山本投手の指名があるとしたら4位か5位でしょうね。考えられるとしたら1位で松井投手を逃し、外れ1位の抽選も外して外れ外れ1位で即戦力投手を指名した場合、その時は中位下位で素材型の投手の指名があるかもしれません。
【捕手以外の野手の指名はあるか?】
これはなんとも言えませんね。まぁ候補には外野手も内野手もいるでしょうが、いずれも高校生の指名が濃厚じゃないでしょうかね?指名するとしたら。
北海道内で注目される北照高校の吉田選手の指名については、全体37人目の4位指名の時点で残っていれば或いは・・・ですが、先日のU18世界選手権での活躍で他球団の評価もインフレ傾向で、ひょっとしたら先にどこかに指名されてしまうかも知れません。
外野手としては他に花巻東高の岸里選手の指名も予想されています。一部報道では「また二刀流か?」的に報じられましたが、岸里選手はプロでは野手一本に決めているようですので、恐らく二刀流と言うのは無いでしょうね。
内野手としては学法石川高の大友選手の評価が高いようですが、日本ハム以外でも数球団下位での指名を予定しているようですので、日本ハムが獲得するなら5位と6位の折り返しの際に残っていたらそこで指名と言う形になるでしょうね。それ以降では残っていない可能性もあります。
そうなると先述の「3位・5位・6位で即戦力投手」と言うのとかち合いますが、もしも大友選手を指名となると7位で投手と言うことになるでしょうし、大友選手がそこで残っていなければ7位予定の投手を6位で指名して選択終了と言う事も考えられます。この辺りでも他球団との駆け引きが繰り広げられると今年は予想されます。
【・・・で?指名はどうなるの?】
はい、それでは妄想タイムです。纏めの代わりに日本ハムの指名を大妄想です。
1位:松井裕樹 投手 桐光学園
2位:内田靖人 捕手 常総学院
3位:金平将至 投手 東海理化
4位:岸里亮佑 外野手 花巻東高校
5位:高野圭佑 投手 四国学院大
6位:大友祥之 内野手 学法石川高校
7位:和田有斗 投手 BCL・信濃グランセローズ
・・・7位は完全に俺の好みで入れてしまいました。まぁ、実際にはそこに隠し玉的な候補が入ると思いますが。1位2位は上で述べた通り。3位で金平投手が残っているか・・・残ってるよね?国内FA権取得間近の武田勝投手の後継者として。4位は左打ちの外野手、谷口選手の尻に火を点ける係。5位は増井投手矢貫投手の後継者候補、6位は飯山選手の後継者候補・・・と言った塩梅でどうでしょう?
実際にはもっとエキサイティングで「そんな選手が居たのか!」と言う指名になると思いますが、はてさて?兎に角泣いても笑ってもあと半日、全裸で待機しましょう!
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1位指名はどうやら投手に絞られたようで。とは言え大分前からそのような気配がしてましたけどね。日本ハムの1位指名は毎年その年一番の選手・・・一番欲しい選手を指名すると言う方針は変わらないでしょうし、そうなると候補になる選手はどうしても投手に偏ってしまうのは仕方がないと思います。
「その年一番の選手を指名」と言いますが、それをもう少し突っ込んで言うと「今後10年程度においてチーム編成の中心になりうる選手」でしょうね。投手ならエース候補、野手であれば4番打者候補や守備のセンターラインって感じでしょうか?
そう言う選手を見ると野手では東海大甲府高の渡辺選手や大阪桐蔭高の森捕手も入ってくるでしょうが、それでも投手の顔触れと比較して優先する程ではないかな?と思います。あくまで日本ハムの見方としてはですね。日本ハム的には彼らは2位指名以降なら・・・と言う感じでしょうが、そこまで残っているかどうか。森捕手については捕手としての評価は低いようですし、内野手としても3位くらいで見ているのではないかと。捕手については後程改めてアレします。
で、投手。投手の候補では桐光学園の松井投手、九州共立大の大瀬良投手、JR東日本の吉田投手が最有力の候補になっているようですが、この3人の中で指名の可能性が低いのは吉田投手でしょうか?と言うのも日本ハムがドラフト最上位指名で国内ノンプロの選手を指名したのは平成12年の井場投手以降無いですし、だからあり得ないとまでは言い切れませんが可能性は低いんじゃないかと。
残る2人の投手では・・・やはり松井投手ですかね?エース候補で右か左かと言われればやはり左をとるでしょうし、右で左をスルーしてまでと言うのは昨年の大谷投手(又は指名しなかったが藤浪投手)か一昨年の菅野投手くらいでしょうし、大瀬良投手にそこまでの価値を見出だしているかどうか?もしも左右関係ないくらいに惚れ込んでいれば大瀬良投手もあると思いますが、現状松井投手が最有力候補でしょうね。
それで松井投手の指名となると少なくとも3球団、多くて5球団の競合になると思います。そうなると抽選で外す可能性もある訳で、外した場合の所謂「外れ1位」で誰を指名するのか?と言うのも気になるところ。「外れ1位では即戦力の大学生・社会人の投手を」と言う声も多いですが、それは1位指名の最初の入札でノンプロの選手を指名するよりも可能性は低いと思います。また外れ1位で野手指名と言うのも更に低いかと。
近年日本ハムが抽選を外して外れ1位で指名した選手を見ると、田中将大投手の時は吉川投手、大場投手の時は服部投手・・・更に外して多田野投手、菊池雄星投手の時は中村投手と言った塩梅の指名になっています。野手で外した事がないのでアレですが、基本的には「外した選手と同等以上になる可能性のある選手」の指名で、最初の入札の時以上に将来性を重視しているのではないかと思います。「外れ外れ1位」まで行った多田野投手の時はちょっと違う感じもしますが。
そう言う傾向から考えると、松井投手なり大瀬良投手なり、あるいは吉田投手でも外した場合の外れ1位指名は、やはり投手で将来性重視の指名になる可能性が非常に高いのではないかとね。
こう言う時に「たまには方針がぶれても良い」とか「今季の最下位転落で既存の方針の失敗は明らか、転換すべし」なんて声も聞こえるわけですが、ぶれない事・・・たかだか1年2年の成績でこれまで積んできたモノを否定するような事は、それこそ「終わりの始まり」ではないかと思います。
例えば進めてきた事が本当に一区切りがついたですとかそう言うのであれば違うやり方に変わっていくと言うのは無い話では無いと思います。ただそれは1年2年の成績でどうこうとするものではないでしょうし、もう少し長い目で見て決めるものだと思います。
また変えるにしても慎重に時間をかけてやることでしょうし、それはドラフト会議での新人選手獲得にとどまる話ではありません。そう言うのを一気に思い付きで変えるような事はショック療法的に短期的に球団やチームを躍進したかのように見せるかもしれません。ですがその後の副作用であったり依存体質のようになってしまう心配はありますし、最初の段階で失敗してしまう確率も低くないと思います。
なので、現時点で編成方針を変える必要はないし、変えるのは寧ろ危険だとも思うわけです。ラーメン屋に餃子出せ炒飯出せと言うなら兎も角、寿司握れったって設備から変えなきゃいかんでしょ?そゆこと。
編成って仕事は前年までの編成であったり翌年以降の想定される編成を考えて今すべき事が決まるんでしょうし、そう言う連続性を断ち切って良い事は無いと思いますけどね。そう言う連続性ってのを無視したがるってのは革命思想やテロリズムにも繋がる危険な事とも思いますし。
・・・盛大に逸れてきたので此処等で閑話休題、本題に戻ります。外れ1位の指名候補ですが、そう言う方針から言って高校生投手になる可能性が高いんじゃないかと。してその候補としましては聖隷クリストファー高の鈴木投手、関東一高の中村祐太投手、高野山高の小川投手の誰かではないかと。
この中で中村祐太投手については故障を経て評価が高騰している気配もないので、1位で当初の予定通りに松井投手の交渉権を獲得できた場合に中位で右腕の素材型として、又は1位指名が外れ1位も含めて全く予定通りにいかなかった場合の保険として・・・と言う感じもしますが、2年時の評価としては松井投手に近いものがあったわけで、外れ1位としても申し分無いと思いますね。また、日本ハムは2位指名が終わると3位指名は一番最後で全体の36人目、其処までに中村祐太投手が残っているかと言う心配もあります。
聖隷クリストファー高の鈴木投手は今年の右腕高校生ナンバーワンとの呼び声も高く、恐らくは外れ1位で消えるでしょう。高野山高の小川投手はスカウトがかなりよい評価をしているようで、同様に評価を高くしているオリックスとの駆け引きになりそうです。オリックスは鈴木投手も高く評価をしてますので、どっちがどっちを獲得できるか?或いはどちらも逃すのか?その辺に注目です。
高校生左腕ですと北星学園附属高の山本投手、秋田・明桜高の砂田投手がリストアップされてるっぽいですが、どちらも1位で松井投手を逃した際に中位以降で指名する候補ではないかと思います。まぁ、1位から3位まで松井投手・中村祐太投手・砂田投手と高校生3人で固めても面白いとは思いますが、そう言う指名はしないでしょう。
長々とアレしましたが、日本ハムの1位指名は最初の入札で桐光学園の松井投手、松井投手を逃した場合の外れ1位としては聖隷クリストファー高の鈴木投手、関東一高の中村祐太投手、高野山高の小川投手ではないかと予想します。
【捕手の指名はあるか?】
あると思います。まず、鶴岡捕手が国内FA権を取得して動向が不明である事、大野捕手も2年後には国内FA権を取得して移籍の可能性がある事、それらの状況から現行の鶴岡・大野体制は然程長く続かないモノと思います。どちらかがいなくなるか、或いは両方ともいなくなるか、どちらにせよ近藤捕手に加えてもう1人捕手が必要だと考えます。一軍でマスクを被せられる捕手がね。
「近藤が一人前になって正捕手になれば1人で良いんじゃない?」と思う方も多いかもしれません。ですが思い出して欲しいのが平成23年、鶴岡捕手が春先の二軍戦に調整出場(震災で一軍の開幕が延期になっていた為)していた際にバントで自打球を顔面に受けて長期欠場を余儀無くされた時の事。
あの時は鶴岡捕手の復帰は夏前になってしまいましたが、それでも大野捕手が居たからチームの混乱は最小限に抑えられました。もしも大野捕手が居なかったら、或いはあの時のレベルに達していなければチームは混乱をきわめて低迷していたでしょう。
そう言う事態を考えれば、現状の鶴岡捕手と大野捕手と言った一軍正捕手レベルの捕手を2枚揃えておくのはチームにとって非常に都合が良い訳で。しかし選手の側からすると1つしかない捕手のポジションを2人で分け合う形となっては出場機会が限られる、出場機会が限られるとなると年俸の査定にも少なからず響くわけで。
鶴岡捕手も大野捕手も1人で大半の試合を占めていればもっと御給金も上がっていそうなものが、意外に安く抑えられているのは捕手併用制の弊害と言えなくもありません。
俺はね、今季近藤捕手が外野を守る機会があったのは打撃の機会を与えるだけではなく、捕手以外での出場機会も模索して出場試合数を増やす事を考えていたのではないかと。もしももう1人の捕手がマスクを被っても、近藤捕手が外野で出場できれば査定の基になる出場試合数を多く稼がせる事もできる。そうすることで査定システムに則った形で好条件を提示する事が可能になる・・・そう言う思惑も"ひょっとしたら"あったかもしれません。あくまでも俺の好意的解釈に基づく憶測ですがね。
そうなると、今度獲得を目論む捕手も捕手しか出来ない選手ではなく、他のポジションも守れる、打撃でも貢献できるような捕手を狙うのではないでしょうか?そう言う条件を考えると、日本ハムが狙うのは常総学院の内田捕手なのではないでしょうか?内田捕手は捕手の他に三塁手も可能なようですし、日本ハムの都合にマッチしていると思います。
捕手で言えば大阪桐蔭高の森捕手が今季高校生捕手ナンバーワンとの呼び声が高いんですが、日本ハムはどうやら捕手としては評価していないらしいです。高校2年時に参加した日本代表での試合・・・世界選手権で米国選手のタックルを受けてノックアウトされてたところなど、やはり矮躯と言うのはハンデに映るのでは無いでしょうか?
あと、花咲徳栄高の若月捕手も評価が高く、日本ハムのスカウトもかなり高評価だったと記憶してますが、ここに来て名前が聞かれないと言う事はリストに無いと言うことでしょうか?他球団の外れ1位もあるかと言う噂もある選手ですし、そもそも捕手指名予定の順位では残っていないと言う事でしょうか?それとも或いは・・・
まぁ、内田捕手でもそれなりに早い順位で指名しないと獲得できなさそうな気配ですし、遅くとも全体30人目くらいまでには消えていそうな選手なので3位が全体36人目の日本ハムが指名するとしたら2位しか無いでしょうね。もしも2位で内田捕手の指名がなければ下位で別の捕手を考えていると思いますが。
鶴岡捕手と大野捕手の動向が不透明で一軍捕手の新体制確率が急務であると当時に、二軍の捕手補充の必要性も増している現状、捕手は指名すると見て間違いないでしょうね。俺としては先述のように「2位で常総学院の内田捕手を指名」と予想させていただきます。
【即戦力投手補充は?】
1位が高確率で桐光学園の松井投手に入札、外れ1位候補も高校生投手、2位で高校生捕手となると、即戦力投手は全体36人目となる3位指名以降でと言うことになるでしょうね。恐らくは中位下位の3位・5位・6位と言ったところが投手の指名になるのでは?と思います。その内最低2名は大学生或いは社会人の即戦力候補になるんじゃないかと。上位の指名状況によっては3人全てが即戦力投手と言う事も考えられます。
「即戦力投手はもっと上位だろ?」「全員即戦力投手だけの指名だって良い」と言う意見もあるとは思います。しかしながらそれでは編成は成り行かない訳で、欲しい選手、必要な選手を各方面調整した上で指名の順位は決まるでしょうし、全体36人目にエース候補高校生投手と高校生捕手が残っている確率と即戦力投手が残っている確率を天秤にかければ、やはり即戦力投手補充は3位以降で本腰なのではないかと思います。
とは言え日本ハムの場合、矢貫投手が平成20年の3位指名、増井投手が翌平成21年の5位指名、今季後半に頭角を現した河野投手に至っては昨年の7位指名と中位下位で良い投手を指名する傾向があります。思い返せば武田勝投手も平成17年大学生・社会人ドラフトの4巡目ですし、ヤクルトで活躍している押本投手も平成15年の4巡目です。ですので今年も「あっ!」と驚く良さげな投手が下位で指名されるのではないかと期待しています。
あと即戦力ではないですが、北星学園附属高の山本投手の指名があるとしたら4位か5位でしょうね。考えられるとしたら1位で松井投手を逃し、外れ1位の抽選も外して外れ外れ1位で即戦力投手を指名した場合、その時は中位下位で素材型の投手の指名があるかもしれません。
【捕手以外の野手の指名はあるか?】
これはなんとも言えませんね。まぁ候補には外野手も内野手もいるでしょうが、いずれも高校生の指名が濃厚じゃないでしょうかね?指名するとしたら。
北海道内で注目される北照高校の吉田選手の指名については、全体37人目の4位指名の時点で残っていれば或いは・・・ですが、先日のU18世界選手権での活躍で他球団の評価もインフレ傾向で、ひょっとしたら先にどこかに指名されてしまうかも知れません。
外野手としては他に花巻東高の岸里選手の指名も予想されています。一部報道では「また二刀流か?」的に報じられましたが、岸里選手はプロでは野手一本に決めているようですので、恐らく二刀流と言うのは無いでしょうね。
内野手としては学法石川高の大友選手の評価が高いようですが、日本ハム以外でも数球団下位での指名を予定しているようですので、日本ハムが獲得するなら5位と6位の折り返しの際に残っていたらそこで指名と言う形になるでしょうね。それ以降では残っていない可能性もあります。
そうなると先述の「3位・5位・6位で即戦力投手」と言うのとかち合いますが、もしも大友選手を指名となると7位で投手と言うことになるでしょうし、大友選手がそこで残っていなければ7位予定の投手を6位で指名して選択終了と言う事も考えられます。この辺りでも他球団との駆け引きが繰り広げられると今年は予想されます。
【・・・で?指名はどうなるの?】
はい、それでは妄想タイムです。纏めの代わりに日本ハムの指名を大妄想です。
1位:松井裕樹 投手 桐光学園
2位:内田靖人 捕手 常総学院
3位:金平将至 投手 東海理化
4位:岸里亮佑 外野手 花巻東高校
5位:高野圭佑 投手 四国学院大
6位:大友祥之 内野手 学法石川高校
7位:和田有斗 投手 BCL・信濃グランセローズ
・・・7位は完全に俺の好みで入れてしまいました。まぁ、実際にはそこに隠し玉的な候補が入ると思いますが。1位2位は上で述べた通り。3位で金平投手が残っているか・・・残ってるよね?国内FA権取得間近の武田勝投手の後継者として。4位は左打ちの外野手、谷口選手の尻に火を点ける係。5位は増井投手矢貫投手の後継者候補、6位は飯山選手の後継者候補・・・と言った塩梅でどうでしょう?
実際にはもっとエキサイティングで「そんな選手が居たのか!」と言う指名になると思いますが、はてさて?兎に角泣いても笑ってもあと半日、全裸で待機しましょう!
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