西川選手の落球は誉められないが仕方無い
西川選手の落球。月曜日(6月3日、旭川スタルヒン球場)のDeNA戦の6回表、西川選手の守備にまずい場面がありましてね。試合の記事でそこについては触れてなかったんですが、実はそこだけうっかり転た寝しちゃってました。6回表が始まった直後に意識が途絶え、気がついたら無死満塁。時間にしては数分間?って感じだったんですが、そんなアレでその瞬間は見てなかったんですよ。
で、Twitterのタグを追うと「西川祭り」とでも言うような西川選手叩きが起きてまして、「あー、またやっちまったかぁ」と。ただ、そのプレーを確認していない以上はどうとも言えませんし、それはつべで確認してからの方が良いかなぁ・・・と。今は便利ですね。
で、確認しましたが、あんなんそんな酷いミスやないやんか?ってね。



Twitterの方で先に呟かせていただきましたが、あの西川選手の落球の前に大引選手が打球を弾いてるんですよね、軽く。して、ベースカバーの西川選手へのトスが遅れたと言うか、タイミングがずれたと言うのがあの落球の真相なんじゃないかと。勿論、それでも対応できる野手は一杯居るでしょうけど、西川選手に限らず実績の少ない若い野手なら何回かに1回は落球までいかなくても怪しいプレーが発生する、そしてその内更に数回は落球に至ってもおかしくない、そう言うプレーだったと思いますよ。
だからと言って最初に弾いた大引選手を責めるとか、そう言うつもりは全く無いですよ。ありゃよく拾い直したと思いますし、よくトスするとこまで直しましたよ。それは大引選手の技術の高さでしょうし、今であれば金子誠選手でも難しいかもしれません。ただ、それが繋がらなかった、西川選手の意識とは若干ずれていたってだけでね。
じゃぁ西川選手の意識はどうだったのか?当時無死から走者が2人出ていて、それだけで失点機だった訳です。そこで狙うと言えば当然併殺でしょう。6‐4‐3、或いは4‐6‐3の併殺を描いて球が投手の動き始める処からタイミングを合わせてたんじゃないかと。だけど、そこに誤差を吸収する余裕を持たせてなかった、抜群のタイミングで来た球を抜群のタイミングで処理する事だけを狙っていて、万に一つってヤツの対処が厳しくなったか。
だからね・・・もしもの話ですけど大引選手がドンピシャのタイミングで捕球からトスまで行っていたら、これは西川選手の守備の印象が変わるくらいの素晴らしいプレーが見られたかも知れません。ただ現実にはこうしてタイミングがずれる事は当然ありますし、思い描いた通りにいかない事の方が多い訳で。当然・・・狙ってやるプレー、そう言うのを狙うべき場面ってのは当然あるんですけど、それと同時に万に一つにも備えなければいけない。勿論考えてなかった訳じゃないでしょうが、対応できる幅が狭かった、実際に来た球が対応の範囲を越えていたと言う事でね。ま、若さですよ。
なのであのプレーは確かに誉めるべきプレーじゃないですし、失策は失策です。そして西川選手が・・・見ている日本ハムファンが西川選手の前回の失敗を忘れない内にまたやっちゃうのも印象は良くないでしょう。ま、「西川とはエラーしかしない生き物だ」と決めつけてる生き物を別にしてもね。ただ、失策の内容は確実に良くなって来ています。一体何を狙ってどうしようとした結果としてこの失策が発生したのか?そう言うのがわかる失策になってきています。以前はそれ以前ってのが多かったですから。
まぁ、見てる側からすれば継続して失策を世に生み出してる失策アーティストに見えちゃう訳ですが、それは一軍の打球や送球への対応と、更にその上のレベルへのステップアップを同時と言うか連続して行っているってのがあるでしょう。RPGで言えばレベルを上げてから余裕をもって次のエリアなりダンジョンに突入するんじゃなく、先ずは先のエリアやダンジョンに踏み込んで痛い目見ながらレベルを上げる、そんな感じじゃないかとね。
なのでそれぞれのレベルでそれなりの失敗はある訳で、それが繋がってるように思えても仕方無いと思います。ただ、守備の動きも洗練されてきていますし、失敗も中身は良くなって来ています。
「そう言うトライ&エラーは二軍でやれ」と言う声もあるでしょう。ですが、二軍だと今の西川選手が取り組んでいるプレー、そう言う処まで周囲のプレーが追い付かないと言うのもあるんじゃないかと。例えば敵方打者の打球ですとか、味方野手のプレーのレベルですとか、一軍で最近の西川選手が見せる失敗、そう言う失敗が起きる程にも達しないのではないでしょうか?因みに現在の二軍内野陣は昨年しこたま失敗させて鍛えた松本選手が負傷して離脱と言う事もあり、相当悲惨な状況らしいですけどね。そう言う中でプレーさせて果たして西川選手が上達するのか?それは甚だ疑問です。
また「マックを使って」「金子に代えて鉄壁の内野陣を復活させろ」とか。この人らは何年前の金子誠選手を見てるのでしょうか?金子誠選手の守備範囲が年々狭くなってる事ですとか認識していないのでしょうか?そもそもどうして大引選手を獲得したか、そう言う事も考えて居ないのでしょうか?大体、失策の内容も考えずに数だけで「二軍行け」などと言う、それなら金子誠選手も数だけなら大したもんじゃないですかね?出場試合数の差を考えれば、その少ない機会で2度の失策ってのはね。内容を加味すれば、西川選手も金子誠選手も印象は変わりますがね。
その守備範囲が狭くなった、かつ負傷の可能性も高い金子誠選手を正二塁手として起用してそれがもし上手く嵌まったとしても、それがどれだけ続きますかね?金子誠選手だって不老不死ではないわけで、今だけ上手く行っても問題を先送りにするだけですよ、ええ。だからこそ西川選手を実戦で徹底的に鍛えるべく、より早く上達させるべく起用している訳で、そこでの失敗を許さない・・・内容に関係なく失策は認めない、同じ失策なら若手よりベテランの方がいいと言うのであれば、来年再来年にもっと苦しくなっても文句は言わないって事ですよね?
来年再来年まで持つかどうかもわからんのですよ、金子誠選手を使い通しでは。そらなんですか?金子誠選手の足腰なんて無理させてぶっ壊しても関係無いと、壊れるまで試合に出して目を楽しませろと?そう言うアレですか?
大体だな、こう言う連中ほど実際に金子誠選手が完全に出られなくなって穴が空いてしまったら「二塁手を下手でも使って育てなかったからだ」とか言い出すと思うのよ。ほら、先発投手陣なんかそうじゃん?「梨田も栗山も見せびらかしの○ナ○ー継投で先発を早降ろしするから先発が育たん」なんて言うけど、実際そう言う時期には「こんなヘボ投手いつまで投げさせてるんだ!」「代え時はもう過ぎた!」とか騒いでたじゃん?まぁ、勝手なのはファンの専売特許かも知れませんがね。
「西川じゃなくてもいいじゃない!」「他の選手とも競わせろ」と言うのも一見御尤もなんですけど、そう言う時期を過ぎて西川選手が使われてるんじゃないの?と。最近では杉谷選手の登録抹消に「どうして何も悪い事してない拳士くんが二軍でエラーばっかの西川が一軍なの!」とか。それは失策込みでも西川選手に可能性がある、守備以外でも西川選手が結果を出してるって事なんじゃないですか?
なんだか「俺は3割打ってもエラー連発する西川を許さない!」とか、打率だけじゃないでしょ。出塁率やOPSはどうですか?まぁ自分はセイバー厨なつもりはないですし、それらも指標の一つに過ぎない訳ですけど、そう言うのも考慮して選ばれてるんじゃないですか?そう言う部分でも可能性が高い選手だからこそ、守備は一軍で失敗を積ませて上達して欲しい、そう言う事なんじゃないですかね?
ま、大分逸れちゃったけど、西川選手の守備だってかなり上手くなってるんだけどね。プレーが決まった時には何も言わないのかい?って。成功は見ずに失敗だけを叩くってのはちょっとアレなんじゃないの?まぁ、それが信条ってんなら仕方ねえけどさ。あー「守備は成功するのが当然、失敗はしちゃいけないもの」とか、なら西川選手以外の失敗も叩こうね。お前らの"西川叩き正当化"は360度ぐるっと回れば・・・ぐるっと回らなくても70度くらいでおかしいと感じるよ。ま、俺も大概だけどさ。
他の選手には理由を付けて失敗を看過、成功を賛美するくせに、西川選手に対しては真逆。成功は無視して失敗を批難と言うのがね。それの何処が「守備は成功するのが当然、失敗は許されない」だよ、西川選手以外は許してんじゃん。つーか、西川選手のお陰で許されてるような処もあるかもね。
なんつーか"西川叩き"も他の選手の叩き叩かれに似てるんですけど、これは来季以降二塁手に定着して失策が減っても「西川は認めない!」「西川は勘違いしてる!」「西川は学習能力がない!」なんてサワー販売と売り子の尻が野球観戦の見処って言うような"真のファン"に言われ続けるんだろうなぁ。ああいう連中ほど選手のプレーを見てないよね?ほぼ思い込みで決めつけてるよね。ま、俺は馬鹿ニワカですから。
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で、確認しましたが、あんなんそんな酷いミスやないやんか?ってね。



Twitterの方で先に呟かせていただきましたが、あの西川選手の落球の前に大引選手が打球を弾いてるんですよね、軽く。して、ベースカバーの西川選手へのトスが遅れたと言うか、タイミングがずれたと言うのがあの落球の真相なんじゃないかと。勿論、それでも対応できる野手は一杯居るでしょうけど、西川選手に限らず実績の少ない若い野手なら何回かに1回は落球までいかなくても怪しいプレーが発生する、そしてその内更に数回は落球に至ってもおかしくない、そう言うプレーだったと思いますよ。
だからと言って最初に弾いた大引選手を責めるとか、そう言うつもりは全く無いですよ。ありゃよく拾い直したと思いますし、よくトスするとこまで直しましたよ。それは大引選手の技術の高さでしょうし、今であれば金子誠選手でも難しいかもしれません。ただ、それが繋がらなかった、西川選手の意識とは若干ずれていたってだけでね。
じゃぁ西川選手の意識はどうだったのか?当時無死から走者が2人出ていて、それだけで失点機だった訳です。そこで狙うと言えば当然併殺でしょう。6‐4‐3、或いは4‐6‐3の併殺を描いて球が投手の動き始める処からタイミングを合わせてたんじゃないかと。だけど、そこに誤差を吸収する余裕を持たせてなかった、抜群のタイミングで来た球を抜群のタイミングで処理する事だけを狙っていて、万に一つってヤツの対処が厳しくなったか。
だからね・・・もしもの話ですけど大引選手がドンピシャのタイミングで捕球からトスまで行っていたら、これは西川選手の守備の印象が変わるくらいの素晴らしいプレーが見られたかも知れません。ただ現実にはこうしてタイミングがずれる事は当然ありますし、思い描いた通りにいかない事の方が多い訳で。当然・・・狙ってやるプレー、そう言うのを狙うべき場面ってのは当然あるんですけど、それと同時に万に一つにも備えなければいけない。勿論考えてなかった訳じゃないでしょうが、対応できる幅が狭かった、実際に来た球が対応の範囲を越えていたと言う事でね。ま、若さですよ。
なのであのプレーは確かに誉めるべきプレーじゃないですし、失策は失策です。そして西川選手が・・・見ている日本ハムファンが西川選手の前回の失敗を忘れない内にまたやっちゃうのも印象は良くないでしょう。ま、「西川とはエラーしかしない生き物だ」と決めつけてる生き物を別にしてもね。ただ、失策の内容は確実に良くなって来ています。一体何を狙ってどうしようとした結果としてこの失策が発生したのか?そう言うのがわかる失策になってきています。以前はそれ以前ってのが多かったですから。
まぁ、見てる側からすれば継続して失策を世に生み出してる失策アーティストに見えちゃう訳ですが、それは一軍の打球や送球への対応と、更にその上のレベルへのステップアップを同時と言うか連続して行っているってのがあるでしょう。RPGで言えばレベルを上げてから余裕をもって次のエリアなりダンジョンに突入するんじゃなく、先ずは先のエリアやダンジョンに踏み込んで痛い目見ながらレベルを上げる、そんな感じじゃないかとね。
なのでそれぞれのレベルでそれなりの失敗はある訳で、それが繋がってるように思えても仕方無いと思います。ただ、守備の動きも洗練されてきていますし、失敗も中身は良くなって来ています。
「そう言うトライ&エラーは二軍でやれ」と言う声もあるでしょう。ですが、二軍だと今の西川選手が取り組んでいるプレー、そう言う処まで周囲のプレーが追い付かないと言うのもあるんじゃないかと。例えば敵方打者の打球ですとか、味方野手のプレーのレベルですとか、一軍で最近の西川選手が見せる失敗、そう言う失敗が起きる程にも達しないのではないでしょうか?因みに現在の二軍内野陣は昨年しこたま失敗させて鍛えた松本選手が負傷して離脱と言う事もあり、相当悲惨な状況らしいですけどね。そう言う中でプレーさせて果たして西川選手が上達するのか?それは甚だ疑問です。
また「マックを使って」「金子に代えて鉄壁の内野陣を復活させろ」とか。この人らは何年前の金子誠選手を見てるのでしょうか?金子誠選手の守備範囲が年々狭くなってる事ですとか認識していないのでしょうか?そもそもどうして大引選手を獲得したか、そう言う事も考えて居ないのでしょうか?大体、失策の内容も考えずに数だけで「二軍行け」などと言う、それなら金子誠選手も数だけなら大したもんじゃないですかね?出場試合数の差を考えれば、その少ない機会で2度の失策ってのはね。内容を加味すれば、西川選手も金子誠選手も印象は変わりますがね。
その守備範囲が狭くなった、かつ負傷の可能性も高い金子誠選手を正二塁手として起用してそれがもし上手く嵌まったとしても、それがどれだけ続きますかね?金子誠選手だって不老不死ではないわけで、今だけ上手く行っても問題を先送りにするだけですよ、ええ。だからこそ西川選手を実戦で徹底的に鍛えるべく、より早く上達させるべく起用している訳で、そこでの失敗を許さない・・・内容に関係なく失策は認めない、同じ失策なら若手よりベテランの方がいいと言うのであれば、来年再来年にもっと苦しくなっても文句は言わないって事ですよね?
来年再来年まで持つかどうかもわからんのですよ、金子誠選手を使い通しでは。そらなんですか?金子誠選手の足腰なんて無理させてぶっ壊しても関係無いと、壊れるまで試合に出して目を楽しませろと?そう言うアレですか?
大体だな、こう言う連中ほど実際に金子誠選手が完全に出られなくなって穴が空いてしまったら「二塁手を下手でも使って育てなかったからだ」とか言い出すと思うのよ。ほら、先発投手陣なんかそうじゃん?「梨田も栗山も見せびらかしの○ナ○ー継投で先発を早降ろしするから先発が育たん」なんて言うけど、実際そう言う時期には「こんなヘボ投手いつまで投げさせてるんだ!」「代え時はもう過ぎた!」とか騒いでたじゃん?まぁ、勝手なのはファンの専売特許かも知れませんがね。
「西川じゃなくてもいいじゃない!」「他の選手とも競わせろ」と言うのも一見御尤もなんですけど、そう言う時期を過ぎて西川選手が使われてるんじゃないの?と。最近では杉谷選手の登録抹消に「どうして何も悪い事してない拳士くんが二軍でエラーばっかの西川が一軍なの!」とか。それは失策込みでも西川選手に可能性がある、守備以外でも西川選手が結果を出してるって事なんじゃないですか?
なんだか「俺は3割打ってもエラー連発する西川を許さない!」とか、打率だけじゃないでしょ。出塁率やOPSはどうですか?まぁ自分はセイバー厨なつもりはないですし、それらも指標の一つに過ぎない訳ですけど、そう言うのも考慮して選ばれてるんじゃないですか?そう言う部分でも可能性が高い選手だからこそ、守備は一軍で失敗を積ませて上達して欲しい、そう言う事なんじゃないですかね?
ま、大分逸れちゃったけど、西川選手の守備だってかなり上手くなってるんだけどね。プレーが決まった時には何も言わないのかい?って。成功は見ずに失敗だけを叩くってのはちょっとアレなんじゃないの?まぁ、それが信条ってんなら仕方ねえけどさ。あー「守備は成功するのが当然、失敗はしちゃいけないもの」とか、なら西川選手以外の失敗も叩こうね。お前らの"西川叩き正当化"は360度ぐるっと回れば・・・ぐるっと回らなくても70度くらいでおかしいと感じるよ。ま、俺も大概だけどさ。
他の選手には理由を付けて失敗を看過、成功を賛美するくせに、西川選手に対しては真逆。成功は無視して失敗を批難と言うのがね。それの何処が「守備は成功するのが当然、失敗は許されない」だよ、西川選手以外は許してんじゃん。つーか、西川選手のお陰で許されてるような処もあるかもね。
なんつーか"西川叩き"も他の選手の叩き叩かれに似てるんですけど、これは来季以降二塁手に定着して失策が減っても「西川は認めない!」「西川は勘違いしてる!」「西川は学習能力がない!」なんてサワー販売と売り子の尻が野球観戦の見処って言うような"真のファン"に言われ続けるんだろうなぁ。ああいう連中ほど選手のプレーを見てないよね?ほぼ思い込みで決めつけてるよね。ま、俺は馬鹿ニワカですから。
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