始まらずに終わる夏
毎回こういうのがあると思うんだが・・・
【日刊】天理、暴力行為で夏辞退
【日刊】天理が暴力発覚で夏辞退、監督ら交代
まぁ、管理者責任とかで監督や部長、顧問とかの処分ってのはアレですけどね、出場辞退ってのは本当に必要なんでしょうかね?こんな事で大事にしたかった最後の夏を終わらせられる、事件に関らなかった3年生の夏はこれで終わらせちゃって良かったんですか?本当に。



これでいいのか?
【日刊】天理、暴力行為で夏辞退
【日刊】天理が暴力発覚で夏辞退、監督ら交代
まぁ、管理者責任とかで監督や部長、顧問とかの処分ってのはアレですけどね、出場辞退ってのは本当に必要なんでしょうかね?こんな事で大事にしたかった最後の夏を終わらせられる、事件に関らなかった3年生の夏はこれで終わらせちゃって良かったんですか?本当に。



まずは暴力事件。怪我させたのは拙かったと思いますよ?それはもう救いようが無いというか、だから人の殴り方とかを学ばせなければいけないんですよ、若い奴らには。
尤も、教師なんかもまともに嫌華とかした事が無い上に、日教組的無防備似非平和教育に染まってたりすると「暴力なんてとんでもないわっ!野蛮よ野蛮!」と目的を考える以前に暴力の否定・放棄を押し付けられますからね。まぁ、それはアレとしても教師世代も少子化時代の子が多くなってますし、兄弟喧嘩すらした事無いようなのがいますし。
鉄拳制裁は場合によっちゃ必要ですよ。今回が必要だったかどうかは別としてね。言ってわからない者、放っておくと周囲に迷惑をかける者、部の目的に反する者、そういうのが程度を超えた場合には、鉄拳制裁は仕方ないですよ。
ただ、前述のとおり、ろくに嫌華をした事も無く、また暴力的なものからも遠ざけられて育ってきた子供たちには、殴る加減がわからんのですよ。当然、殴られる側も防御方法がわからない。これはね、もうプロレスを学習に取り入れるしかないですよ。
今回の暴力事件の発端は、その被害者の2年生が、雨が降って練習が休みになった事を「わーい!」と喜んだと。それに対して加害者となった3年生が「たるんどる!まったくなっとらん!」と怒り心頭、加減もわからずに力任せに凹ってしまったと。
加減もわからずにぶん殴って怪我させた3年生に勿論過失はあります。でも、大事な夏の予選前に、練習が休みだとはしゃぐ姿が、夏予選に向けて弛みすぎだと怒りを買うのは当然だと思いますよ。ですので、殴って怪我させた3年生は当然悪いにしても、こんな時期に練習が無いと喜ぶ下級生も下級生だと。そんなに練習が嫌ならやめなさいって、野球部。
野球部なんてそんなモンですよ。漫研とか写真部とは違うんですよ。野球エリートや野球ジャンキーが集まって全国大会を目指す場所ですよ。ただ野球で遊べればいいって場所じゃないですよ。まぁ、「野球で遊べればいい」ってところもあるでしょうけど、天理のような強いとこは「遊べればいい」なんてところじゃありませんよ。
一体どうしてそんな学校の野球部なんかに入ったんですか?練習休みたくて仕方の無いような奴が。競合高の野球部にはいる奴は、「槍が降っても野球やるぜ!練習でもいい!兎に角野球に触らせろ!」って野球バカじゃないと無理ですよ。「ゆとりたっぷりで皆が野球を楽しめる」そんな覚悟で入るのが間違いです。
こういう野球に対する温度差に対して「野球をやりたいってのは同じなんだからいいじゃない」「野球をやる自由を奪うな!」なんていう方もいるかもしれませんが、そういう温めの方に合わせて大会で勝てないのはどうかと思わないんでしょうか?何の部でも大会だのコンクールだのの優勝なり入賞を目指すものでしょう?そこまで熱くならないってんなら、部に入らずとも個人の趣味でやってりゃいいんですよ。
まぁ、それが野球の場合には道具や場所の問題があって、そう簡単にできるものでもないんでしょうけど。そういう温めの方々が温く野球を楽しめる環境の整備ってのも必要だとは思いますが。ただ、それは別の話で、現状は熱くやってる人に混じってやらせてもらってると、そういう気持ちはあるべきじゃないかと。勿論熱い人の方にも温い人への理解をね。
で、出場辞退。仮に3年生が2年生を殴らずに問題も起こらなかったとして、その時期のそういう態度を放置しているような士気で、誰もが必死になる夏の大会を勝ち抜く事は出来なかったでしょうね。放置すれば士気が下がる、殴れば事件になって出場辞退、天理高としては結局この夏は駄目だったって事です。
実力差のハッキリしている地区予選は何とかなっても、甲子園じゃ駄目だったでしょうね。下手したら地区予選の決勝か準決で消えてたかもしれない。そう思いますよ。
でもね、どうせ駄目なら駄目で、なんとか出場する道を選べなかったものかと。出られずに終わるのと出て終わるのでは、天と地ほども違う。事件を起こすなってんじゃなくってね、たとえば殴った3年生をクビにして、残った面子で出るとかさ。キツイだろうけど、それでも戦って終われる。
勿論、温いこと抜かして事件の原因を作った2年生も謹慎で。まぁ、クビとかは周囲の目もありますから、無期限の謹慎とかで反省するかやめるか選択させるとね。
やはり・・・殴っちゃった子以外の3年生だってこの夏に賭けてただろうし、レギュラーをクビにしたら厳しいとは思うけど、それでもやらせてあげたかったですね。
なんつーか、こういうことがあると学校が先回りするように出場辞退を決めちゃうけど、そういうのって無しにしませんか?そういうのは全部高野連様に任せてだ、勝手に決めて子供らの夢と希望を一気に奪うなよ、と。高野連が「出るな」って言ったなら仕方ないけどさ、そうじゃないのに学校が勝手に決めんなよ、と。
高野連もさ、こういうのには積極的に介入してさ「勝手に処分を決めるな!事件に関与しなかった子供の事も考えろ!事件に関った選手を外して出場しなさい!」とか言えよって。おまえらは高校球児に野球させるのが仕事だろ?
どうも「辞退すれば全てOK」みたいなのって好きになれないなぁ。



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尤も、教師なんかもまともに嫌華とかした事が無い上に、日教組的無防備似非平和教育に染まってたりすると「暴力なんてとんでもないわっ!野蛮よ野蛮!」と目的を考える以前に暴力の否定・放棄を押し付けられますからね。まぁ、それはアレとしても教師世代も少子化時代の子が多くなってますし、兄弟喧嘩すらした事無いようなのがいますし。
鉄拳制裁は場合によっちゃ必要ですよ。今回が必要だったかどうかは別としてね。言ってわからない者、放っておくと周囲に迷惑をかける者、部の目的に反する者、そういうのが程度を超えた場合には、鉄拳制裁は仕方ないですよ。
ただ、前述のとおり、ろくに嫌華をした事も無く、また暴力的なものからも遠ざけられて育ってきた子供たちには、殴る加減がわからんのですよ。当然、殴られる側も防御方法がわからない。これはね、もうプロレスを学習に取り入れるしかないですよ。
今回の暴力事件の発端は、その被害者の2年生が、雨が降って練習が休みになった事を「わーい!」と喜んだと。それに対して加害者となった3年生が「たるんどる!まったくなっとらん!」と怒り心頭、加減もわからずに力任せに凹ってしまったと。
加減もわからずにぶん殴って怪我させた3年生に勿論過失はあります。でも、大事な夏の予選前に、練習が休みだとはしゃぐ姿が、夏予選に向けて弛みすぎだと怒りを買うのは当然だと思いますよ。ですので、殴って怪我させた3年生は当然悪いにしても、こんな時期に練習が無いと喜ぶ下級生も下級生だと。そんなに練習が嫌ならやめなさいって、野球部。
野球部なんてそんなモンですよ。漫研とか写真部とは違うんですよ。野球エリートや野球ジャンキーが集まって全国大会を目指す場所ですよ。ただ野球で遊べればいいって場所じゃないですよ。まぁ、「野球で遊べればいい」ってところもあるでしょうけど、天理のような強いとこは「遊べればいい」なんてところじゃありませんよ。
一体どうしてそんな学校の野球部なんかに入ったんですか?練習休みたくて仕方の無いような奴が。競合高の野球部にはいる奴は、「槍が降っても野球やるぜ!練習でもいい!兎に角野球に触らせろ!」って野球バカじゃないと無理ですよ。「ゆとりたっぷりで皆が野球を楽しめる」そんな覚悟で入るのが間違いです。
こういう野球に対する温度差に対して「野球をやりたいってのは同じなんだからいいじゃない」「野球をやる自由を奪うな!」なんていう方もいるかもしれませんが、そういう温めの方に合わせて大会で勝てないのはどうかと思わないんでしょうか?何の部でも大会だのコンクールだのの優勝なり入賞を目指すものでしょう?そこまで熱くならないってんなら、部に入らずとも個人の趣味でやってりゃいいんですよ。
まぁ、それが野球の場合には道具や場所の問題があって、そう簡単にできるものでもないんでしょうけど。そういう温めの方々が温く野球を楽しめる環境の整備ってのも必要だとは思いますが。ただ、それは別の話で、現状は熱くやってる人に混じってやらせてもらってると、そういう気持ちはあるべきじゃないかと。勿論熱い人の方にも温い人への理解をね。
で、出場辞退。仮に3年生が2年生を殴らずに問題も起こらなかったとして、その時期のそういう態度を放置しているような士気で、誰もが必死になる夏の大会を勝ち抜く事は出来なかったでしょうね。放置すれば士気が下がる、殴れば事件になって出場辞退、天理高としては結局この夏は駄目だったって事です。
実力差のハッキリしている地区予選は何とかなっても、甲子園じゃ駄目だったでしょうね。下手したら地区予選の決勝か準決で消えてたかもしれない。そう思いますよ。
でもね、どうせ駄目なら駄目で、なんとか出場する道を選べなかったものかと。出られずに終わるのと出て終わるのでは、天と地ほども違う。事件を起こすなってんじゃなくってね、たとえば殴った3年生をクビにして、残った面子で出るとかさ。キツイだろうけど、それでも戦って終われる。
勿論、温いこと抜かして事件の原因を作った2年生も謹慎で。まぁ、クビとかは周囲の目もありますから、無期限の謹慎とかで反省するかやめるか選択させるとね。
やはり・・・殴っちゃった子以外の3年生だってこの夏に賭けてただろうし、レギュラーをクビにしたら厳しいとは思うけど、それでもやらせてあげたかったですね。
なんつーか、こういうことがあると学校が先回りするように出場辞退を決めちゃうけど、そういうのって無しにしませんか?そういうのは全部高野連様に任せてだ、勝手に決めて子供らの夢と希望を一気に奪うなよ、と。高野連が「出るな」って言ったなら仕方ないけどさ、そうじゃないのに学校が勝手に決めんなよ、と。
高野連もさ、こういうのには積極的に介入してさ「勝手に処分を決めるな!事件に関与しなかった子供の事も考えろ!事件に関った選手を外して出場しなさい!」とか言えよって。おまえらは高校球児に野球させるのが仕事だろ?
どうも「辞退すれば全てOK」みたいなのって好きになれないなぁ。



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